2010.03/15(Mon)

インド映画挿入歌の翻訳 

インドムービーダンスの振り付けをするときには 歌の内容と映画の内容をよく読みこんで
そのテーマと踊り手の内的世界のリンクの可能性と、踊り手の健康維持促進への貢献可否を確認することにしています。

歌詞があまりに悲しすぎたり暗すぎると、踊り手の健康によくない…と私マユリ・ユキコは考えております。
ですから映画がイマイチでも歌が楽しく健康的であればレッスン曲に取り上げますし、名画に登場したものでもネガティブあるいは不健康なメッセージを感じるものはとても残念ですが見送ることにしています。


さて… 前置きが長くなりましたが

わがインド舞踊サナトクマラの姫君(レッスン生さん)の中にはヒンディー語の達人がおりまして
その人…トリーシャさんにもっぱら歌の翻訳をお願いしております。
20090906091855.jpg
↑トリーシャさん(と エイラさん と メダさん)




まあ、DVDで英語字幕も出ることですし 意味を拾うだけなら私でもなんとかなるかもしれませんが

このトリーシャさんに翻訳をお願いするのには理由があるのです。

もちろん、語学の達人ですから、ご専門の素晴らしい技術と能力をお持ちなのですが

彼女は その日本語力が もうめちゃくちゃ すごいのです。

単語の選びかた、文の組立て方をテーマによって変えて下さるし
彼女の文章には常にそれぞれ独特の雰囲気と「色」やら「香り」を感じることができます。

読み手のイメージをひっぱりだして展開し、さらに拡大し膨らませる
非常にアーティスティックな文……をご提供下さいますので

まだまだ発展途上の私のアート魂ですが、強くゆすぶられ、奮い立たされます。

morya re



昨年「Morya re」を翻訳していただいたとき、彼女から送られてきた訳文をみて
私の目からは涙がぽろぽろこぼれました。

神の御あとを踏みつつ生きるということの意味と その凄さ。その難しさ
神様愛している!と叫ぶことの美しさと
神よ! と言わねばならない 生活の中のちょっとした切なさ

それまで考えてもみなかった 様々な思いに胸を射抜かれ 感動で頭がふらふらになったほどです。

そこで 最初は「ぎゃあ シャールクかっこいい!!」で終始予定だった振付を
思い切ってキルタナム(ヒンドゥー教の讃美歌)仕立てに変更しました。

インドムービーダンスは集団で騒がしくケツ振ってるだけ…と思われているけど
そうじゃない、大衆の息吹のこもった熱い美しいダンスなんだ…と心から強く感じ

「祈りの国インド」の美しさを思いきり味わいたい、味わってもらいたい…と気持ちをこめて振付ました。

実際、ご披露するたび「泣けました」とご感想をいただいています。



paheli_rani.jpg


また「Paheli」の一曲を翻訳していただいた時は

おもしろかったんですよ

訳文を読んだ私の目の前に明るく美しい映像が浮かびました。
やさしい色のパステルでたくさんの女性たちが描かれた、細密画の美しい絵本が
イメージとしてありありと浮かびあがったのです。

(わたしに画力があれば、再現してお見せできるのですが)

また、こどものころ近所の田んぼでレンゲを摘んで遊んだことを思い出し、
やわらかくて幸せな感情で、胸がひたひたと満たされてくるのを感じました。

さらに、この歌が作詞した人と翻訳した人の両方にとても愛されていることを感じ
その愛情深さにあてられて うっとり・とろ~りん してしまいました。


そこで、やはり「ぎゃあ シャールクかっこいい!!」で終始予定だった振付を
「女性のきもち」に焦点をしぼって、絵本をみている時のように優しい気持ちになれる画像を
ダンスを通じて創ってみることにしたのでした。

この曲は現在も振付進行中で、自分の頭に浮かんだイメージ映像をたのしみながら
いろいろ考えて構成しています。

(まだまだ 乙女ごころをちゅくちゅく♪しちゃう振りがどっさり出てきますよ。
お姫様(レッスン生さん)たち お楽しみにね!)




ときどき思うのは
ダンスとは、身体を使っているようで
実は身体ではない別のところ…タマシイ…を動かしているのだということですが

「言葉」もそうなんですね。 ただの記号ではなくタマシイを動かすツールなんですね。

この年齢になっても、こういう新しい実感に感動できるなんて しあわせだと思います。


これからも映画音楽の翻訳は彼女ににお願いすることでしょう。

愛されて愛されて完成する愛がたっぷりのダンスは きっと
たくさんの方に愛や感動をおすそわけできるにちがいない…と信じています☆


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